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時代祭
19.10.31
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時代祭

春の葵祭、夏の祇園祭と並んで京都三大祭と言われている時代祭が、26日に京都市内で予定通り開催されました。
毎年10月22日に開催されていますが、今年は皇居宮殿にて「即位礼正殿の儀」が行われるため26日に変更されました。

時代祭は、平安神宮の創建と平安遷都1100年を奉祝する行事として、明治28年に始まりました。明治維新で首都が東京に変わり、著しい衰退を見せた京都の町おこし事業の集大成として平安神宮が創建され、街に活気を取り戻そうと始まったのが時代祭です。
このお祭りには「一目で京の都の歴史と文化が理解できるものを」「京都をおいて他にはまねのできないものを」というもので、京都人の心意気と誇りがふんだんに織り込まれています。

行列は明治維新から始まり、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と8つの時代を総勢約2000名で構成されていて、約2kmもの長さで合計約3時間にもなります。
綿密な時代考証を重ねられた衣装や調度品は1万2000点にも及び、京の伝統の技をもってそれぞれの時代を細部まで再現されており、その豪華絢爛な行列はまさに"生きた時代絵巻"として全国各地から人々が集まってきます。
そしてこの祭りの本当の目的は、これらの壮大な行列が神幸列にお供する祭列であるということです。平安神宮のご祭神でもあり首都京都の始まりと終わりの時代の2人の天皇、桓武天皇と孝明天皇のご神霊に京都市中を巡行していただき、市民の平安を祈るお祭りなのです。
約3時間で京都の歴史やものづくりの伝統の素晴らしさを眺め、京都をもっと身近に感じられるようになるかもしれません。

写真は"京都フリー写真素材"さまからお借りしています。
京都フリー写真素材

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